大人の溶連菌感染: 私の体験と反省点の共有

先週、私は溶連菌に感染し、5日間寝込みました。コロナ禍後、コロナワクチン以外で初めて発熱し、大変でした。

そのような中、昨日、以下のようなニュースを見てびっくりしました。東京都で初めて溶連菌の流行警報が出されたのです。

東京都保健医療局リンク:

https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/yorenkin.html

流行の最先端を行っていた、ということにも驚きましたし、また、今回の感染で私自身2つの反省点がありました。今回のブログでは、私の感染体験と溶連菌の一般的な情報から、私の反省点を踏まえて、注意喚起をするブログにしたいと思います。

溶連菌とは

ネットで調べた情報を寄せ集めた溶連菌とは?です。

溶連菌、正式名は「A群溶血性レンサ球菌」と呼ばれるこの細菌は、特に喉や皮膚の感染症を引き起こすことで知られています。この細菌は、咳やくしゃみによる飛沫感染で人から人へと伝播しやすい特徴があります。主に、扁桃炎、咽喉炎、発疹、皮膚感染症などを引き起こし、これらの症状はしばしば急激に発症します。溶連菌感染症は、通常、抗生物質による治療で改善が見られ、早期の治療が重要です。しかし、未治療の場合、リウマチ熱や急性腎炎など、より深刻な合併症を引き起こすリスクがあります。

なお、私が受診した医療機関では、10日間の抗生物質が処方され、合併症を引き起こさないためにも、必ず飲みきってください、ということを強調されていました。体調がある程度落ち着いてきた四日目に改めてネットで調べてみると合併症の危険性を訴えているサイトが多く、合併症にならなかったことにほっとしました。

また、ネットで調べると子供がかかりやすい病気のようですが、私のような大人もしっかり罹りますので、感染したかも?と思ったら疑って検査してみることが大事だと感じます。

私の反省点

反省点1:症状が出た初日に医療機関を受診しなかったこと

後ほど、感染体験で時系列二記載しますが、一日目には高熱があっただけで他の症状がなく、また、市販の解熱鎮痛剤で一時的に熱が下がりました。

そもそも39℃近い熱が出ているので、たとえ一時的に熱が下がったとしてもすぐに医療機関を受診するべきでした。しかし、このときは熱以外の症状はないからきっと大丈夫だろうと考えてしまっていました。結果として受診できたのは二日目となってしまい、長引く要因になったと感じています。

私のように高熱以外の症状がなくても、そもそも高熱が出ている時点で異常事態です。もちろん、ウイルス性の風邪のように、対症療法しかない場合もありますが、細菌感染系の可能性もありますので、すぐに医療機関を受診したほうがよいでしょう。

反省点2:体調が悪くなったときの備えを全くしていなかったこと

コロナによる外出自粛期間では、もし感染したときのために、簡単に食べられるレトルトのおかゆやゼリー飲料などを常備していました。しかし、この一年ほどはそういった常備を怠っていました。

体調不良は予告なしに訪れます。日頃から備えをしておくことの重要性を、今回の体験で改めて痛感しました。

ご自身のストックの見直しや体調が悪くなったときのシミュレーションをすることをおすすめします。体調不良は突然やってくるものです。

私の感染体験

1日目:初期症状とその対応

午前二時すぎに急に目が覚めました。目が覚めた瞬間に体の不調を感じました。明らかに熱がある感覚があったのです。ふらふらしながら体温計を手に取り熱を測ると、38.6℃でした。この時点では、高熱以外に特に症状はなく、まるでコロナワクチン接種後のような状態でした。何が起きたのかよく分からなかったものの、とにかく高熱が辛かったので、ひとまず家にある解熱鎮痛剤を服用しました。

2時間くらいは高熱にうなされて寝る事ができなかったのですが、4時すぎに熱が下がったのかようやく寝ることができました。その後、朝の7時に起きたとき、またしても38℃台まで熱が上がっていました。ここで再度、解熱鎮痛剤を飲むと、9時前には37℃前半まで熱が下がりました。しかしながら、解熱鎮痛剤の効果が切れれば熱は跳ね上がり、一日目の午後には39℃後半まで熱が上がるようになってしまいまいました。そのため、15時くらいに近隣の発熱外来を受診しようとしましたが、どこも当日分の予約はいっぱいとのことでした。結果として一日目は高熱にうなされながら過ごすことになってしまいました。

2日目:症状の悪化と医療機関の受診

2日目も相変わらず高熱が続いていましたが、ここにきて猛烈な喉の痛みに襲われました。朝一に必死の思いで近所のクリニックに電話をかけ、なんとか午前中の予約を取ることができました。

クリニックにて症状をお伝えすると、すぐに先生から「溶連菌の検査をしましょう」というお話がありました。私が受けた検査は、簡易検査と呼ばれるもののようで、喉の粘膜を採取し、10分ほどで結果が出るものでした。ここで溶連菌陽性と判明し、おくすりを処方いただいて帰宅。この日のお昼からおくすりを飲み始めました。なお、2日目の段階では症状は改善されずに、高熱と激しい喉の痛みに苦しんでいました。

3日目:症状の変化と治療の効果

3日目の朝になると、熱は若干下がり、37.8℃でした。これでも充分高いですが、1日目・2日目と比べるとかなりまともに感じられました。ただし、喉の痛みのピークはこの三日目でした。

しかしながら、薬が効き始めてきた影響でこの日からはうどんであれば喉の痛みを堪えながら食べられるようになりました。また、3日目には39℃台まで熱が上がることはなく、上がっても38℃前半まででした。

4日目・5日目:回復期

4日目の朝は、37.5℃の熱はあるものの、3日目に感じた強烈な喉の痛みはかなりおさまっていました。おかげで、1日中寝たきりではあるものの、この日からは少量ではあるものの、普通の食事が取れるようになりました。

5日目には、朝の体温が37.2℃まで下がり、食事も普通に取れるようになりました。体力の消耗が激しかったため、この日も1日中寝て過ごしましたが、38℃以上の高熱になることはなくようやく穏やかに過ごすことが出来るようになりました。

まとめ

私は先週、溶連菌に感染し、高熱と激しい喉の痛みに苦しみました。自宅での安静と抗生物質による治療が必要でした。溶連菌は細菌感染であり、未治療の場合は深刻な合併症を引き起こす可能性があるため、早期治療が重要です。私のように発熱以外の症状がなくても早めに医療機関の受診をすることをおすすめします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です