最近のChromebookに思う「どれくらい長く一つの端末を使うのか?」ということ

今回は、個人的な雑記です。

前回のブログで取り上げた、アダプティブ充電もそうなのですが、自動更新ポリシーを見ても、1つの端末を長く使えるようにしよう、と言うGoogleの考えが伺えます。確かにChromebookの主戦場となっている。教育市場においては、長く使えることは、学校にとっても、子供を持つ親御さんにとっても良いのかもしれません。

一方で、疑問に思うのは、1つの端末を10年使う人や学校がどれくらいいるんだろう?と、ということです。

確かにChromebook、Chrome OSは、サーバ側での処理を前提とした作りになっているため、クライアントサイドである端末にはそこまで思い処理をさせてはいません。しかしながら、一方で、今使っているChromebookは、10年後に非常に動作が重くなり、使いにくくなるのでは、と予想しています。少しずつクライアント側の処理も負荷が増えていくだろうと個人的には予想しているからです。

また、開発者目線で考えたときに、9年前に発売された端末でもアップデート、そして動作を保障する、と言うのは、単純に作業量の増大なつながります。、これGoogleの開発者の皆さん大丈夫なのかなぁと疑問に思ってしまいます。

それでも、1つの端末を長く使えるように舵を切っているGoogleは、長期的なビジョンのもとこのような施策をとっているんだと思います。でも、正直なところ、私個人としては、その長期ビジョンが見えてきません。決して1つの端末を長く使うと言うことを否定しているわけではありません。でも、実際問題、10年後の世界ではどれだけのスペックが端末に求められるようになるのかわかりません。また、少なくとなくとも2023年の今、10年前の端末を快適に使う、と言うことはかなり難しいのではないかと思います。そもそも、10年前の端末は、Windowsであっても、Macであっても、もう最新OSにはアップデートできないはずです。

今後も、GoogleによるChromebookに関する投稿を注視しながら、どのようなビジョンをGoogleが持っていくのか引き続き考えてみたいと思います。