私の愛用Chromebookのご紹介:Lenovo IdeaPad Flex 3i Chromebook Gen 8 (Intel)

IdeaPad Flex 3i Chromebook Gen 8 (Intel)の写真

私が愛用しているこのChromebook Lenovo IdeaPad Flex 3i Chromebook Gen 8 (Intel)は、今年2023年の9月に購入しました。これまで、私は、ASUS C302CAとLenovo S330を使ってきており、こちらは3台目のChromebookになります。ASUS C302CAが自動更新期間を終えたため、新しい端末を探している中で出会いました。

今回は私の好みや使い方におけるレビューです。これらは人によって異なりますので、同じような感想を持たれない方も多くいらっしゃるであろうことは最初にお断りします。

スペック情報

まずはLenovo IdeaPad Flex 3i Chromebook Gen 8 (Intel)のスペックですが、これは公式サイトか、アマゾンなどのECサイトの情報をご覧いただくのが早いかと思います。

公式サイトリンク
Amazonリンク

良いなぁ・惜しいなぁと思う点4つ

まず私が考える、このモデルの良い点なぁと思う点と欲しいなぁと思う点を4つずつ挙げます。

良いなぁと思う点

・1.25キロと持ち歩きやすい
・液晶が充分見やすい
・良好なパフォーマンス
・私の使い方であれば、1日中バッテリーが持つ

惜しいなぁと思う点

・キーボードが日本語キーボード
・キーボードがちょっと使いづらい
・タッチパッドが長時間使っていると思ったところに行かないことがある
・USB Type-Cか1つだけ

ノートパソコン選びで私が譲れないもの

この文章の前提として、私がノートパソコン選びで譲れないものをお伝えします。

・12インチから13インチであること
・出来る限り軽いこと

この2つを優先している理由は以下二点からです。

・旅行が趣味なので、リュックの中に収まりが良いサイズ・重さがほしい
・目が良くないので、どんなに軽くても小さすぎる端末は使いづらい

ただ、この条件で探そうとすると、日本で公式に発売されているChromebookはほとんどありません。そんな中で、こちらの端末が発売された当初、すぐに飛びつきました。

私のように、画面サイズと重さの優先度が高い選び方をされている方はそんなにいらっしゃらないかと思いますが、この観点で選んだときに、実際の使用感はどnaうなのかというところをレビューしていきたいと思います。

見た目・サイズ・重さ

良い点の1つ目と2つ目は、私が端末を選ぶ際、1番最初に見るポイントなので、あまり詳細を述べる事はありません。もちろんこれより軽い端末はありますが、そうするとどうしても画面サイズが小さくなってしまうので、私にはこのサイズ感と重さがちょうど良いです。なお、あまり端末の重さにこだわらない方もいらっしゃると思います。しかし、LCCに良く乗られる方であれば、ご存知の通り、荷物の重量制限があります。ですので、やはり重さは大事だなぁと思います。また、色が黒ではなく、ネイビー(公式には「アビスブルー」)な点が個人利用、としてとても使いやすいと感じています。

なお、解像度は最大1920×1200まで上げることができますが、私はデフォルトの1200×750で使用しています。

パフォーマンス

4 GBのメモリとIntel N100シリーズのCPUというところで、パフォーマンスはどうなんだろう?と購入前は疑問に思っていました。でも、実際に使ってみると、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートを使いつつ、調べ物をする、位の利用しかしてない。私にとって、動作が重たくなるといった事はありません。時々、起動から10時間位経って、夜になると動作が重たくなるなぁと感じることがあります。でも、私の使い方であれば、動作が重くなるのは、それくらいです。基本的には全くストレスがなく使えています。

正直この端末を使っていると、スペックばかりを気にしすぎていても仕方ないなぁと思わせられます。私自身、小さい頃からパソコンを触ってきて、パソコンのスペックをずっと追いかけてきた人間ですので、どうしてもスペックは気になってしまいます。

でも、自分の使い方において、違和感なく使えるのであれば、スペックはあまり気にしすぎてもしょうがないのかなあと思います。もちろんこの端末も重い処理をさせれば、動作が重くなったり、フリーズするということもあるかもしれません。ただ、私が使う範囲において全く違和感なく使えているので、私はこのスペックで十分に満足しています。

バッテリー

バッテリーも、パフォーマンスと同じく使い方によって感じ方は異なるでしょう。私は、以前のブログでも書きましたが、最初の文章入力はスマホで行っています。そのため、Chromebookは立ち上げていても、触っていない時間が結構長かったりします。その結果、朝に電源を入れて、夜になっても、20%位バッテリーは残っています。

でも、これは私の使い方がライトなのでバッテリーが持っているだけかなぁと思います。タブをいくつも開いたり、1日中Google Meetでオンライン会議をやっているような場合は、そこまで持たないでしょう。

キーボードとタッチパッドについて

個人的にキーボードは英語キーボードが好みです。Windowsのパソコンを使う時はずっと英語キーボードを利用していますし、これまで使用してきた2つのChromebookも英語キーボードバージョンでした。なので、英語キーボードの配列に慣れていると、この端末のキーボードは少し打ちづらさを感じます。

Lenovo IdeaPad Flex 3i Chromebook Gen 8は、左側のキーの方が広くとってあり、右側のキーの方が狭くなっているため、打ち辛さを感じてしまいます。特にバックスペースキーが小さい点が個人的には使いづらい部分です。左上のかな・英語変換をなくして、バックスペースキーと¥のキーを広くとれば良いのに、と考えてしまいます……スペースキーの両隣に英数変換・かな変換それぞれあるわけですから。

キーボードの写真
キーボードの右側は小さめとなっており、特によく使うバックススペースが少し打ちづらいです。
また、英語キーボードに慣れていると、スペースキーも短いなぁ、と感じています。

ただ、これは仕方ないので割り切って使っています。またトラックバットも基本的には優秀です。しかしながら、やはりこちらもこちらも1日中立ち上げて、夜になると、思ったところにポイントが動かないことがあります。その点だけは少しストレスになることがあります。

インターフェースまわり

このLenovo IdeaPad Flex 3i Chromebook Gen 8 (Intel)には、左右にUSB Type-Aが一つずつ。左側にUSB Type-Cが一つ。右側にHDMIが一つついています。これら以外に、イヤホンジャック・マイクロSDカードリーダなどもあります。充足している可と思いますが、最近利用が増えてきたUSB Type-Cは2つほしいな、と個人的には思いました。私の場合、外部ディスプレイに出力するときは、HDMIではなく、USB Type-Cを使っているからです。もちろん、家に過去使ってきたHDMIケーブルはあるのでそれを使えば良いだけ、ではあるのですが、面倒くさがりなので、この切り替える手間が面倒で、家でも基本はディスプレイにつなげずに利用しています。

まとめ

惜しいなぁ、と思う点はいくつかあるものの、全体的には、Lenovo IdeaPad Flex 3i Chromebook Gen 8 (Intel)はとても良い端末だと思います。また、現在この端末は、アマゾンのブラックフライデーで、4万円を切るという恐ろしい価格で売られています。定価であっても充分納得できる金額であるにも関わらず、です。このセール価格で利益が出せているのだろうかと全くの部外者ながら心配になってしまうレベルです。また、他のChromebookを作っているメーカーにとっても、このような端末を出されてしまうと、4万円台・5万円台の新しい端末を出しづらくなってしまうのでは?とも思ってしまいます。

でも、このIdeaPad Flex 3i Chromebook Gen 8 (Intel)が売れることでChromebookが少しずつでも普及していったらいいなと思います。それくらい、手に取りやすく、そして使いやすい端末だと実感しています。もしChromebookに興味を持っているけど、最初の一台に悩まれている方がいらっしゃれば、2024年の前半くらいまでならおすすめです。2024年になると、新しいChromebookが出てくると思いますので、そのときはまた最初の一台のおすすめは変わってくることになると思います。