AIは怪物?
今日のお昼に、ここ数日のオープンAIの騒動について、The New York Timesの記事を紹介しました。この時、AIは怪物であり、人間に危害が及ばないように慎重に扱わなければいけない。と言う見方について取り上げました。
そこで、AIの危険性について、とってもゆるく考える題材として、AIボーイフレンド・ガールフレンドをを取り上げてみたいと思います。
英語版ばかりになりますが、すでにいくつかのAIボーイフレンド・ガールフレンドサービスは開始されています。中には、アバターの衣装を購入できるなんてサービスもあります。英語版なので、何とも評価が難しいところではありますが、どのサービスも、ユーザの好みに合わせて調整され、理想的なボーイフレンド・ガールフレンドとの会話が楽しめるとのことです。
これらのサービスを見たとき、私はラブプラスを思い出しました。あのゲームもユーザの好みに合わせて「彼女」が変化していく要素がありましたね。調査してみると、ラブプラスは2009年に初めて発売され、その事実に驚きました。
AIは孤独の解消になるのか?
話題をAIの危険性に戻します。果たして、AIボーイフレンド・カールフレンドは孤独の解消につながるのでしょうか?
これは利用する人にもよるでしょうが、精度が高いAIボーイフレンド・ガールフレンドには、はまってしまう人が多く出るのかなと思ってしまいます。正直私も精度の高いAIガールフレンドであればきっとはまってしまうだろうなぁと想像しています。
でも、AIはAIです。本物の人間にはなれません。もし、多くの人がAIボーイフレンド・ガールフレンドにはまってしまうと、特に若者においては、長期的には人口の問題や経済の問題につながる可能性があります。
もちろん、これは、サービスを利用する側の問題と言えばそれまでです。こういったサービスを楽しみつつ、現実の人間関係のやりとりも楽しむ、ということができれば良いだけなのですから。でも、AIの精度が上がれば上がるほど、すなわち、自分にとって理想的な相手になればなるほど、そこから個人の意思だけで抜け出すのは難しいのではないでしょうか?
まとめ
AI自体は便利で、私たちの社会を変革していくものだと思っています。一方で、使われ方によっては、あまり良くない方に社会を変えてしまう影響もある。と言うことをAIボーイフレンド・ガールフレンドサービスを見ながら、考えてみなければいけないと思いました。
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