SoftBankのプレスリリースと私の外出時のChromebookのネット接続
本日、SoftBankからが12月中旬に発売されるというプレスリリースがありました。
今回は5G/LTEモジュール搭載、という点が最大の特徴ですね。Chromebookはオフラインでも使えますが、クラウド上にデータを置いているため、オンラインでの利用が基本となります。したがって、私の場合、外出時にはスマートフォンのテザリングをオンにしてネットにつなぐようにしています。
もちろん、公衆Wi-Fiのサービスがあるところではそれを使っても良いのですが、例えばVPNを利用していても、セキュリティ面での不安があります。そのため、私は自分のスマートフォンのテザリング機能を使うようにしています。
ただ、このやり方は、毎回ちょっと面倒だなぁと思っていました。作業自体は10秒もかからないです。でも、Chromebookのオンオフに併せて、テザリングのオンオフも切り替えることに、面倒だなぁ、と感じていました。
そのため、前々から、LTEモジュールが付いているChromebookには興味がありました。実際これまでもLTEモジュールを搭載したChromebookが発表されるたび、購入を考えてきました。今回、こちらのモデルが発表されたことで、改めて、考えてみたいと思います。
毎回、テザリングをオンオフする手間について
私は、旅行が好きです。そして旅行中はChromebookを常にリュックに入れて持ち歩いています。移動中は、外の景色を楽しみたいので、Chromebookを開く事は基本ありません。でもホテルではChromebookをいつも開いています。前述の通り、ホテルのWi-Fiを使っても良いのですが、私の場合、スマートフォンのテザリング機能でネットに接続しています。これは、セキュリティー面だけでなく、ホテルのWi-Fiパスワードを入力するのが面倒、という理由もあります……
Chromebookの利用状況と通信量の検討
ここで、私の場合、どれくらい外でChromebookを使うのか概算を出してみたいと思います。毎週土日は旅行するとします(実際にはそんなに出来ませんが……)この場合、実際にChromebookを開いている時間を概算します。
・年に52回(毎月4, 5回)
・Chromebookを開いているのはホテルにいる18時から24時までと翌7時から9時まで(=1回の利用時間は8時間)
■年間の外での利用時間
52 × 8 = 416時間
■一月での外での利用時間(5回で計算)
5 × 8 = 40時間
こうして計算してみると、結構長い時間外で使うものですね。
さて、この時間に対して、果たして、毎月の通信料は見合うのだろうか?と改めて考えてしまいます。SoftBankのホームページを見ると、現在の通信料は以下の感じです。
・データシェアプラン:1,078円/月(SoftBankのスマートフォンを契約の場合。スマートフォンの通信量と分け合うプラン)
・50GBプラン:5,280円/月
・3GBプラン:990円/月(最初の五年間の料金)
私の場合、スマートフォンはSoftBankではないので、契約するならば、3GBのプランかなと思います。動画視聴などの通信量が多くなることをがんがんやったらすぐに3GBいってしまいそうですが、そういったことをやらなければ、私の場合、ギリギリこのプランでも行けるかな、と思います。
常にネットにつながることの便利さ・幅の広がり
これまでは、上記のように、この金額が上記の利用時間に対して見合うものなのだろうか?ということばかりを考えてきました。
でも、一方で常にネットにつながるChromebookを持っていれば、これまではChromebookを開くことがなかった、ちょっとした隙間時間でもChromebookを開く回数が増えることになるのではないかなぁと想像しています。たとえば、カフェで一休みしているときや、ローカル線の駅のホームで電車を待っているときなどです。そう考えると、上記の適当な計算式で算出された利用時間と金額が見合うのかという議論自体が無駄なのかなぁとも思ってしまいます。なぜならば、利用時間が増えればそれだけ通信量も増えますので、プランの変更も考えなければならないからです。
スペック情報
さて、このまま考え続けても答えは出そうにないので、この議論からは離れてスペックを見てみたいと思います。
画面サイズ:14インチ
重さ:1.45kg
CPU:Intel® N100
メモリ:4GB
ストレージ:64GB
いま私が利用しているデバイス(Lenovo IdeaPad Flex 3i Chromebook Gen 8)とメモリ・CPUは変わりません。ですので、私の使い方においては、スペック面では特に不満は出ないかなと予想しています。
画面サイズは14インチと少し大きく感じますが、重さは1.45kgということなので許容範囲かなぁと感じています。
また、今回のプレスリリースの写真を見ると、しっかりと日本語キーボードであるということがわかり、この点はとても好印象です。Chromebookではよくある、写真は英語キーボードなので期待していたら、実は日本語キーボードだったというがっかり感がないからです。さらに、14インチという画面サイズなので、キーボードは日本語キーボードでも無理なく配置されている用に見えますね。
まとめ
新しいChromebookを9月に購入したばかりで、この端末をSoftBankで購入するかどうかはまだ未定です。しかし、常につながるデバイスを利用する経験は一度はしてみたいと思っています。ただし、手に入れたら手放せなくなるかもしれない不安もあるため、正直なところ、少し手を出すのが怖い気もします。発売まで2週間ほどあるので、慎重に考えてみたいと思います。
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